昨日、デスクトップの画面が点滅して何もできなくなってしまったというトラブルに対応してきました。
確認すると、電源を入れ、ログイン画面でパスワードを入力し、デスクトップの壁紙が表示され、アイコンが表示される前に、一瞬黒い画面になって、また壁紙が表示されというのを繰り返しています。つまりデスクトップの画面が点滅しているように見えます。
Ctrl+Alt+Delでタスクマネージャーは起動できましたので、プロセスやサービスを確認し、怪しそうなものを停止したり終了したりするものの、状況は変わりません。仕方がないので、セーフモードで起動するも、同じ症状が現れます。
「デスクトップ 画面 点滅」でググってみると、下記のサイトにたどり着きました。
お客様にいつからこのような症状が出てか聞くと、2,3日前にファイルをダウンロードしてから調子が悪くなったと言っていたので、まさしく同じ状況だと思われます。
回復メニューのコマンドプロンプトからメモ帳を起動します。そこから、ダウンロードしたファイルを削除し、再起動すると無事点滅の症状が治りました。
ちなみにこのファイルは、拡張子ex4というFXの自動売買するための実行ファイルとのことでした。
ダウンロードフォルダにもex4のファイルがあったので、ファルダを開こうとするとウィンドウが閉じてしまいます。つまりは点滅に見えた症状は、エクスプローラーが落ちていたということだったのです。ダウンロードフォルダからも上記の方法で該当ファイルを削除したところ、無事フォルダを開くことができました。
FXをやっている友人に聞いたところ、ex4のファイルで問題が起きたことはないということだったので、こちらのお客様のパソコン(Win10)が何らかの原因でこの拡張子を認識できずエクスプローラーが落ちたということでした。
なぜ落ちてしまうのかについては、更新プログラムが原因なのか、システムの破損なのか、いろんな原因が考えられそうですが、そこまで調査すると費用と時間もかかってしまうため、とりあえずこれで作業終了ということになりました。